安産祈祷

1. お産が肉体的にも精神的にも安産であるように、「安産成就・安楽産福子」の祈祷札をつくります。「安産成就」とは、母子共に健康で無事に出産できることです。「安楽産福子」とは、安楽なお産であり、福運をもって生まれてくる子供のことです。
2. 安産祈願の際に、母子の健康増進のために腹帯とお守りを授与いたします。妊婦の安産を願って、妊娠５ヵ月目の最初の戌(いぬ)の日に神社仏閣に詣でて、祈願してもらった腹帯をする習慣があります。当山では、晒(さらし)に法華経の要文と秘伝の文字を浄書し安産守とします。また、「安産成就」の祈祷札を書きご祈祷(修法)いたします。ご祈祷が終わると、安産御守・安産しき守・安産腹帯・秘妙符(安産護符)を授与いたします。そして、母胎と胎児ともに健康増進して産み月を迎え、安楽にして元気な子供が生まれますように出産日まで毎日ご祈念いたします。
3. 出産の報告・・・祈願寺に新生児の奉告をします。祈願寺では、子供の健康と母親の健康回復を祈念いたします。
4. お初参り・・・生後初めて祈願寺にお参りいたします。一般の風習としては、男児は32日目、女児は33日目に行われますが、日取りは家族の事情や母親・赤ちゃんの体調などを考えて決めれば良いでしょう。子供の健やかな成長と家族の健康と安全を祈り、安産祈願が無事終了いたします。

安産祈願につきましては、このホームページのお問い合わせ窓口、もしくはお電話･ファックスにて、遠慮無くご相談ください。