亡き人の冥福を祈ることが法事です。
生命の大切さを感じる大切な時間…
人にやさしい気持ちになれます。
法事は、集まった人々で亡き人の思い出を語り合い、
お墓参りをします。
年忌法要は一周忌から百回忌まであり、祥月命日に行いますが、
最近では出席者が集まりやすい休日にすることが多く、
その場合は命日より前に行います。
日蓮宗の葬儀は、故人を法華経の教えのもとに、
安らかに霊山浄土へ旅立たせる儀式です。
枕教(臨終経)・通夜・葬儀・告別式・出棺・火葬・収骨という一連の仏事、
葬儀では、故人に法名(戒名)を授け、引導を渡し、霊山浄土(仏様の世界であり、
安住の地)へ導きます。故人を送る者は「死」というものをみつめて
「生きる」ことの尊さを識(し)る場でもあります。
お釈迦さまのご遺骨(仏舎利)は埋葬され、
供養するためにストゥーパ(仏塔)が建てられました
仏教徒は、お釈迦さまに倣(なら)い、故人の遺骨を納骨して、
霊魂の供養をします。納骨の時期は、地方の風習や
家庭の都合などでさまざまですが、四十九日忌・一周忌・三回忌に
行うことが多いようです。
納骨時には、火葬場でかえされた「埋葬許可証」が必要です。