トップページ > お知らせ

11月10日 お寺の七五三ご案内

2024.09.24
日時:令和 6 年
11 月10 日(日)10:00~16:00
11 月15 日(金)10:00~16:00
続きを見る

★事前にお申込みください
特別祈願は所要時間15分ほどです。
七五三特別祈願料は5,000円です。

お守り、七五三絵馬、お菓子を授与いたします。
絵馬は、子育ての神様である鬼子母神さまに奉納できます。

縁起の白象と一緒に写真撮影ができます。(長さ130㎝・高さ120㎝・巾80㎝)
写真希望の方(祈祷された方)は、10%の割引になります。
『藤井写真館』まで事前に予約しておいてください。
たつの市龍野町下川原58  tel/fax 0791-62-0122
http://www.fujii-studio.ftw.jp

※上記以外の日時をご希望の方もご相談ください。可能な限りご希望の日時にご祈願させてい ただきます。
※境内は、ご祈祷を受けられない方も自由にご参拝いただけます。

2024_七五三

11月1日 甲子 招福 大黒祭ご案内

2024.09.23
大黒天は、日蓮宗による福の神様です。各家でお祀りされている大黒天(子大黒)に、お寺にお祀りしている親大黒のもとにお集まりいただいて、年に一度、塵を払い、活力を与えるための行事を執り行います。(その他の方も)一心に信敬なさいますと、必ず心願成就福徳の大果を得ることができますので、皆さまお誘い合わせの上、是非ご参詣くださいますようご案内申し上げます。

続きを見る

大黒天とは


「米俵の上にのって打ち出の小槌を持ったニコニコ顔の大黒様」は身近な神さまですし、「大黒柱」などその名を拝借するほどに、頼り甲斐のある福の神です。大黒様は、大黒天神という天部の神様なので、厳密にいえば仏さまではありませんが、弁財天と同じように仏教の守護神としての位を与えられた神さまです。大黒さまの日本への伝来は、伝教大師最澄上人が南中国の風習を日本に持って帰り、それ以後、比叡山を中心として天台宗をはじめ寺々の厨房(台所)にまつられるようになったものです。鎌倉時代になると、武神ではなくて富や官位を授ける福神としての信仰が強くなり、食事を不自由にさせない食物の神さまとして、台所にどっかりと腰を据えるようになりました。室町時代の頃になって、神仏習合(神と仏を区別せず同じところに祭ること)が盛んになってくると、大黒さまと神話に出てくるオオクニヌシノミコト(大国主命)の「大国」との音が似ているとことから、同一視されるようになり、七福神の仲間入りをして、えびすさまと共に一般に信仰されるようになりました。打出の小槌を持って米俵の上に立つようになったのは、大黒さまが農業の神として信仰されるようになってからのことですが、この頃からニコニコ顔の眼の細い福々しいお顔につくられるようになりました。福々しい顔の代表のようにいわれている大黒さまも、はじめからにこやかな顔をしていたのではなく、怒り狂った顔から次第に厳しいお顔となり、やがて顔が明るく朗らかにほころびてくるというように変わっています。そのお顔の変化と同じように、はじめは死神から闘いの神となり、生命を支える食物の神から福神へと、はじめとは正反対の性格の神さまへと変身していきました。

 

 

努力の神さま 大黒天


丸い頭巾をかぶって右手に小槌を、左手に袋をにない、二つの米俵の上にお立ちになる笑顔の大黒さまは、もとはインドの神さまです。仏法を守り、飯食ゆたかに福徳を与えて下さる神さまとして、仏教では福徳円満自在菩薩(ふくとくえんまんじざいぼさつ)の化身と説かれています。では、このお姿は、いったい、何をお示し下さるのでしょうか。働いて、働いて、まっくろになる。つまり「大黒」になって働けば、足下から幸いが盛り上がってくるぞと教えています。大黒さまは、私たちの希望を叶えて下さるという「小槌」を持ち、この小槌でものをたたくとコツコツ音がします。つまり、コツコツとうまず、たゆまず励むことを教えているわけで、それが幸福への近道なのです。それ以外に私たちを幸せにする道はありません。つまり大黒さまとは「精進」そのものの姿なのです。努力することが愚かであるかのように考える世の中であればあるほど、大黒さまの精進は尊く光るわけです。

~「仏さまの履歴書」市川智康著より抜粋~

 

甲子招福大黒天


昭和59年は奇しくも60年に1度の「甲子(きのえね)」の年にあたります。甲子は大黒さまの縁日(祭る日)です。常照寺に勧進(おまつり)する甲子招福大黒天は、昭和59年に日蓮宗大荒行堂第3行 無漏大黒相承(むろだいこくそうじょう)により秘法開眼せられた福の神です。

 

甲子 招福 大黒祭ご案内 


日時:11月1日(日) 午後1時より

場所:常照寺

願い事:家内安全・商売繁盛・事業繁栄・五穀豊穣・心願成就 その他

 

9月22日 秋彼岸法要のご案内

2024.08.19
日蓮聖人は「彼岸鈔(ひがんしょう)」で、「彼岸一日の小善(しょうぜん)は、能く大菩提(だいぼだい)に至るなり」とご教示されています。これは「彼岸中に一善(仏事に関する善い行い)の修行をするならば、大いなる悟りの道に至ることができる」ということであります。ご家族そろって菩提寺にお参りし、ご先祖に手を合わせ、感謝の意を表しましょう。

秋の彼岸会のご案内
◎叱られた
◎恩は忘れず
◎墓参り
お彼岸には、ご先祖様への報恩感謝のご供養(墓供養・塔婆供養)をいたしましょう。
続きを見る

 

 

常照寺 秋の彼岸会


午前11時:永大供養墓前経(住職・副住職のみでおこないますが、ご希望の方は参拝下さい。)

午前1時:秋彼岸せがき法要・祠堂・添えせがき僧侶五名でせがき法要をつとめます。

 

彼岸会(ひがんえ)とは


暦では、彼岸とは、昼と夜の長さが同じになる春分の日・秋分の日を中日として、その前後の3日間の計7日間をいいます。彼岸は、古代インド語の「パーラミター」が中国で「波羅蜜(はらみつ)」という漢字にあてられ、日本で「到彼岸(とうひがん)」と訳され、「迷いの世界(此岸:しがん)から、悟りの世界(彼岸)に到(いた)る」という意味です。そもそも波羅蜜とは、菩薩が彼岸に至るために行う実践徳目(修行)で、六種あるので六波羅蜜といいます。

1.布施(ふせ:人に施すこと)

2.持戒(じかい:規則を持って生きること)

3.忍辱(にんにく:耐え忍ぶこと)

4.精進(しょうじん:常に努力すること)

5.禅定(ぜんじょう:心を落ち着けること)

6.智慧(ちえ:1~5の実践によって物事の道理を知ること)

 

お彼岸は、こうした教えを実践すると共に、自分自身の日々の行いを反省する仏道修行週間であります。

秋彼岸法要

9月18日七面大明神大祭のご案内

2024.08.17
七面大明神は、日蓮宗総本山、身延山久遠寺の裏鬼門をまもる山門守護神として古来から信仰されてきました。時代を経て、七面大明神は、身延山の守護神ということだけに留まらず、法華経を信仰する者すべての守護神として崇められるようになりました。鬼門を閉じて、七面を開き、七難を払い、七福を授け給う七不思議の神の住ませ給うという意味が、名前の由来となっています。
続きを見る

 

 

七面大明神大祭のご案内


日時:9月18日(水)13時30分~

場所:常照寺飛地 七面堂

願い事:家内安全・身体健全・商売繁盛・交通安全・当病平癒・その他。

 

常照寺の南西、少し離れた飛び地に、七面堂(旧一山浄心院)がございます。旧浄心院に安置された七面大明神は、本寺常照寺の裏鬼門(西南)をまもる守護神として祀られていました。現在は、浄心院を常照寺に吸収合併し、常照寺飛地、七面堂として檀信徒の信仰を集めています。

 

旧一山浄心院略縁起


一山浄心院は、元禄の頃、第4代龍野藩主 脇坂淡路守安照公の側室 円光院の願いにより、実父 戸沢弥衛門宗閑を以て開山とします。寺号は父 宗閑の戒名「浄心院宗閑日遊信士」の院号をとり「浄心庵」と称し、常照寺の末寺でした。(戦後、浄心院と改称)本堂には宗祖日蓮聖人像を奉安し、脇坂安照公(玄要院殿一機幽水大居士)と「円光院殿瑞覚日英大姉」の位牌を安置しています。境内には七面堂があり、七面大明神が祀られ、古来、日山山下町を中心に信仰されてきました。元禄10年に建立された高さ1丈(約3.33m)の大宝塔があり、又、松尾芭蕉の「三尺の山もあらしの木葉かな」の句碑があり”木乃葉塚”と呼ばれています。なお、当山は高台にあり、見晴らしが良く昔から月と花の名所であって、歴代龍野藩主が四季を通じて散策の折の休息所であり、龍野藩儒文学者を中心に諸国文人墨客の来遊には、ふさわしい閑静の地でした。平成12年までは、浄心院は、常照寺(本寺)の末寺でしたが、しかし浄心院には檀家が無く、建物の傷みが激しくなり、運営・管理が困難となった為、立教開宗慶讃事業の一環として本寺常照寺に吸収合併しました。浄心院境内の七面堂に安置されていた七面天女は、長年に亘って常照寺の裏鬼門を護ってきた歴史を持つ為、吸収合併後も当地にお祀りすべく、老朽化した七面堂を新築する運びとなりました。約300年の歴史を持つ浄心院は、これより常照寺の飛地境内として、法灯を継承することとなりました。

七面大明神大祭
問い合わせ
TEL: 0791-62-0136
menu